佐野眞一橋下徹「週刊朝日」に大型連載

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佐野眞一橋下徹「週刊朝日」に大型連載　[ニュース] [編集]

佐野眞一橋下徹「週刊朝日」に大型連載
「週刊朝日」に佐野眞一氏らが大型連載

「日本維新の会」代表を務める大阪市の橋下徹市長を取り上げた
大型連載「ハシシタ奴の本性」が、首都圏で2012年10月16日に
発売された「週刊朝日」10月26日号で始まりました。

著者は、ノンフィクションライターの佐野眞一氏と同誌取材班。

佐野眞一氏は、いわゆる「東電OL殺人事件」でネパール人
被告の冤罪をいち早く指摘したことで知られ、

・ダイエー創業者の故・中内功氏を取り上げた「カリスマ」
・ソフトバンクの孫正義氏を取り上げた「あんぽん」

などの著作が有名です。

連載初回は6ページに及び、9月12日に行われた「日本維新の会」
旗揚げパーティーの様子を描写しています。

維新の会メンバーについては、

「橋下人気にあやかっていることが丸見えで、その醜悪さは
正視できなかった」

などと、きわめて批判的。

連載の狙いについては、

「もし万々が一、橋下が日本の政治を左右するような存在に
なったとすれば、一番問題にしなければならないのは、敵対者
を絶対に認めないこの男の非寛容な人格であり、その厄介な
性格の根にある橋下の本性である。

そのためには、橋下徹の両親や、橋下家のルーツについて、
できるだけ詳しく調べあげなければならない」

としています。

橋下市長は、この連載について、

「血脈主義、身分制に通じる極めて恐ろしい考え方だ」と批判。

そのうえで、

「朝日新聞社からきちんと考え方をお聞きするまでは質問には
答えたくない」

と述べ、当面、朝日新聞と系列の朝日放送の取材に応じない
考えを示しています。

連載のタイトルは緊急連載「ハシシタ　救世主か衆愚の王か」。

橋下氏は、

「政策論争をせずに先祖を徹底的に調査して暴き出すことは、
言論の自由の一線を越えている。
身分制度を肯定するような言論機関はナチスの民族浄化主義
につながる。
非常に恐ろしい考え方だ」

と話し、朝日新聞側の見解を求めたそうです。

朝日新聞出版は、

「橋下徹市長の発言内容については、現在確認中です」

とのコメントを発表しています。